便秘による心身への影響、適切な対応

便秘かもしれないと思っても、実は気にするほどの状態ではないケースは多々あります。
具体的な便秘の定義と、それによる心身への影響、さらには適切な対応を知っておき、自分の体の不調に冷静に対処しましょう。

 

1週間2回以下の排便が便秘

 

一般的な定義としては、1週間2回以下の排便が長期的に続いた場合に便秘となります。排便の間隔には個人差があるので、他人よりも少し長めだからといって怖がる必要はありません。ただし、1週間以上も排便がない、お腹に異常を感じる、排便の時に痛みがあるなどの状況では、早期に医療機関で診察を受けるべきです。重度の便秘を放置していると、大腸に異物があることでの機能低下、腰痛、肌荒れなどの様々な不調の原因になってしまいます。

 

出口が詰まると心身に不調が出る

 

実際に便秘になるまでのプロセスは、そのまま人体の構造の説明になります。口から入った食物は喉から胃へ送り込まれ、十分に溶かされてから、栄養を吸収する小腸を通り、最後に外へ出すための形状にする大腸に辿り着くのです。大腸からすぐに外に出されるわけではないので、しばらく便として停滞するのですが、これが長期間になったものが便秘となります。出口が詰まったままだと、内臓の不調による倦怠感や、宿便のせいで悪性の菌が増加するといった深刻な被害もあり得るので、自覚症状が出てきた時点で早めに対策をしましょう。

 

ドラッグストア等の薬剤師へ相談

 

とりあえず便秘の状態を解消したいのならば、薬剤師がいるドラッグストア等へ相談するのがお勧めです。薬剤師はお薬に関するプロだから、そのお店で購入できる商品の中から適切なものを紹介してくれます。市販品で比較的効果が高いものは、薬剤師などの有資格者がいるお店でしか販売できないルールになっており、その意味でも専門家に相談した方が早く解決できるのです。すぐに排便をしたい状況では下剤や浣腸を使用しますが、薬剤師の説明をよく聞いて、正しく利用しなければいけません。

 

明らかな異常の場合は専門医に

 

長期的な便秘に苦しんでいる方は、専門医に診てもらうのが一番です。医療機関には様々な器具とノウハウがあるので、その症状に対して適切な治療を受けられます。思わぬ原因によって発生している便秘の場合は、生活習慣の改善ぐらいでは根本的な解決にならないケースもあるので、血便などの明らかな異常を見つけたら、すぐに専門医に相談しましょう。初回の診察では問診が行われるので、便秘に関する情報を予めまとめておくとスムーズです。

 

便秘はすぐに分かる体の不調であり、応急処置としては薬剤師に適切なお薬を紹介してもらう方法があります。重度の便秘については、体のどこかに別の原因が隠されている可能性もあるので、早めに専門医に診てもらいましょう。